商談中にお客様の前で時計を見るのは失礼!?ではその対策は・・・
皆さん商談中に時間が気になるそんなことありませんか?
会議室に腕時計がある場合はさりげなくみることができますが、PCもない時計もないとなると時間を確認する術がありません。
そこで今回の記事では商談中にお客様の前で時計を見るのは失礼なのかどうかマナーについて説明していこうと思います。
目次
時間を確認するにもビジネスマナーがある?
接客業やビジネスシーンではお客様の前で時間を確認するのはとても失礼な行為と言われています。
あたかも、目の前にいるお客様より自分の方が時間が無い、忙しい、もしくはこの商談や場を早く離れたいと思われかねないからです。しかし、できる社会人であればあるほど、予定はパンパンです。
次のお客様やアポイントは分単位で入っています。では、どのように対応するべきなのでしょうか。お客様に見つからないように時間を確認するにはどうすればいいでしょう。
具体的な時間を確認する方法を次に紹介していきます。
腕時計ではなく壁掛け時計を確認する
基本的に会議室に時計がないということはあまりありません。
そのため掛け時計がある場合は腕時計でまざまざと時間を確認するのではなく、壁掛け時計や置時計でさりげなく時間を確認すると良いでしょう。
遠くに目を向けるついでに視線を移すのがベターですが、こちらの都合の良い位置に時計が無い場合もあります。商談の場合、入室の際に時計の有無や場所を確認しましょう。
京都のお茶漬け的な・・・
それでも勘の良いお客様ならその目線に気づき、時間を気にしていることを悟られる場合があります。
「お急ぎですか」と親切にお声がけくださるお客様にも大きく2種類おられ、本当に親切心で言っていただける方と、遠回しの嫌味で言われる方といらっしゃいます。
「お忙しいですね」と続けて言われた場合は、気を付けた方がいいかもしれません。
ただ、その場合は素直に時間を確認してもよろしいでしょうか。と商談相手の方に聞く方が相手の印象はいいかもしれません。
ポケットに入れたスマホのタイマーを設定しておく
上着のポケットのスマホでタイマー設定するのも良いでしょう。
もちろん、アラームがなっては元も子もありませんが、バイブレーション設定で次の商談に向かうための時間などを知らせましょう。
その際、できる限りわかりにくい振動に設定しておくとよりベターです。
何かしら自分が気づくことのできる方法だとこのやり方が賢明かもしれませんが、一度家で本当に音がでないかなどの事前チェックはしておくことをおすすめいたします。
上級編
最後にご紹介する方法は商談に慣れている上級者向けの時間の確認方法になります。
ビジネスマナーではひと昔前ではスマホを見ながらの商談はあり得ませんでした。ノートPCを見ながらの商談もいまだに場所やお相手によってはNGです。しかし、ふとした会話の中でスマホを確認することは可能です。
スマホのデフォルト画面には基本的に時間が表示されているので、スマホさえ取り出すことができれば時間は確認できます。
それを、会話の流れでスムーズに行うことができれば、お客様に失礼にはなりません。
あえて、スマホの機種の話題をしてみたり、天気の話題でも良いでしょう、ニュースや趣味の話、家族の話などでも良いと思います。スムーズにスマホを出すことができ時間を確認することができます。
商談に慣れている方であればこの方法をされている方も多いようです。
【おまけ】他にもこんな方法が
最後にこれは鏡が周囲にある環境でしか効果を発揮しませんが、逆回転の腕時計です。
盤面のデザインも反転しているので、鏡に映してみることで通常のように時間が確認できるようになっています。
まわりに鏡がある環境、例えば、美容室やネイルサロン、各種教室などでは、鏡を見ているだけで時間を確認できます。美容師やスタイリスト、ネイリストやインストラクターの方にはおススメです。
また逆回転の時計は珍しいので、先ほど上級編で述べたように、時計に話題を持っていき、さりげなく時間を確認することもできます。高級腕時計ではないことから、商談で嫌味なく話題をつくれるので、クリエイティブなお仕事をされている方なんかにもおススメできます。
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