クォーツ式の腕時計とは?知っているようで知らない腕時計の豆知識
今朝家から真ん丸少し厚めのクッションを持ってきたため非常に快適です。(笑)
それでは今日の記事について、皆さんクォーツ式腕時計って聞いたことありますか?
よく機械式やクォーツ式など腕時計に関連する言葉としてよく聞く機会があると思いますが、その意味を知っているようで知らない方も多い気がします。
今日は知っているようで以外と知らないクォーツ式腕時計についてお話させて頂こうかと思います。
クォーツ式の歴史
クォーツ式についてお話する前に、初めにこのクォーツ式についていつものごとく歴史から見ていきましょう。
このクォーツ式のクォーツこの意味は水晶という意味なんです。
このクォーツ(水晶)が電圧印加を加えることによって振動する、という性質が発見されたのは19世紀後半です。
これを発見したのは、フランスの物理学者であるピエール・キュリーとその兄のジャックによって1880年には発見されていました。
1927年、これをもとにアメリカの研究者マリソンらがクォーツ時計の基本原理を考案し、試作を行います。
そして現在のクォーツ式腕時計に至ったと言われています。
1927年ってよくよく考えると最近なんですよね、なのでこのクォーツ式というのが生まれたのはそれほど昔に誕生した腕時計ではなく、意外と最近に誕生した腕時計ということなんです。
目次
クォーツ式のメリット
それでは早速このクォーツ式のメリットについてお話させていただきます。
クォーツ式の圧倒的なメリットはこれかと思います。それが、
高精度
これがなんと言ってもクォーツ式腕時計のメリットではないでしょうか。
クォーツ式というのは少し前述でも触れましたが、水晶が振動することで成り立っていると言っても過言ではありません。
そして、腕時計の精度というのはこの振動数が高ければ高いほど精度が高い時計、ということを意味します。
この高振動は機械式には真似できない振動数なのです。
そのため、クォーツ式は機械式に比べて高精度で時間を示してくれます。
メリットはこれだけではありません。
クォーツ式のもう一つのメリットが低価格ということです。
機械式の腕時計だと腕時計自体の内部構成が非常に緻密で、細かな部品が多数組み合わさって組み立てられているため、どうしても量産することが難しいです。
しかし、このクォーツ式の腕時計ですと、クォーツ式時計は機械的な構造は少ないため、低コストでの製造が可能です。
そのため、私たちユーザーも機械式腕時計に比べて比較的安価な価格で購入することができます。
これもクォーツ式腕時計のもう一つのメリットだと言えます。
その他には機械式に比べ内部構造がそこまで複雑でないため丈夫で実用的だったり、機械式のようにゼンマイが切れると止まってしまうのに比べて電池式ですので
電池が切れない限り時計は動き続けます。
これらもクォーツ式腕時計のメリットかと思います。
クォーツ式のデメリット
メリットがたくさんあるクォーツ式腕時計にも、もちろんデメリットは存在します。
それは
平均寿命
が短いということです。
確かに電池が切れればその都度電池を交換すれば問題はないのですが、中の電子回路の寿命はおおよそ約10年と言われています。
また、電池切れなどではなく腕時計そのものの電子回路が壊れた場合は修復不可能な場合が多く、中身を丸ごと入れ替えることになります。
安価な腕時計の場合、新品に買い替えるほうが安いことも多く、そのような場合は使い捨てのようになりがちです。
そのため、クォーツ式の腕時計は何十年も使えるというわけではありませんので資産性に乏しいともいえるでしょう。
これは機械式に比べて大きく異なる点かと思います。
そして、もう一つのデメリットがゼンマイ仕掛けに比べて電池のほうが力が弱いため腕時計の機能性が限定されてしまいます。
腕時計に様々な機能が欲しいという方は値段は高くはなりますが、機械式腕時計を選ぶといいでしょう。
まとめ
クォーツ式について簡単ではありますが、説明させていただきました。
これから腕時計を購入する際は用途や機能性、将来資産になるのかなどさまざまな方向から見据えたうえで購入するのもいいかもしれませんね。
それではまた。